本日は大変お忙しい中、遠方までお集まり下さりありがとうございます。後期の長期実習が終了し、後期におきましても学生が大変お世話になりありがとうございました。
今日はじめて、3地区(鹿追、足寄、浜中)の農家の方々・農協・役場にお集まりいただき、意見交換会をできる運びになりました。以前からこのような機会を持ちたいと思いながら、予算の関係でなかなか実現できませんでしたが、今回、文部科学省の通称、教育GPと呼ばれる「質の高い教育」の採択を受け、ようやく実現ができました。
教育GPに採択されたことは、大学としても大変名誉なことです。他の大学はいろんな形でアピールに使っているようですが、まずは皆様にお集まりいただいて、日頃考えているお話を聞かせて頂くことが大事だと考えました。来月、日本畜産学会の前段に行われる私立大学教育研究会で、この実践酪農学について話をさせていただくことになり、5年目になってようやく色々なところから注目して頂けるようになったのかと思っています。
昨年はこのコースから5人が卒業し、今年は7人が卒業予定です。卒業した学生や実習から戻ってきた学生の話を聞くと、やはりこの実習をして良かったと感じてくれています。私自身、このコースを立案したときに、実際に農家で作業をさせてもらい、体を動かして学ぶことが大事だと思っておりましたが、その素晴らしさを私自身が教えられているように感じています。現場で活躍できる人材を育てることが、我々大学の役割です。 |