集中講義


協力農家からの声
   
実践コースの学生を受け入れて



高塚牧場(鹿追町)高塚 栄一 氏

昨年受け入れた学生は実家が酪農でしたので、ある程度 の知識があるという認識で接しました。農家によって牛の 管理の仕方が違うため、自分の想像とはズレがあったのではないかと思いますが、いろいろ話した中でその事に
高塚 栄一
 
気がついてくれたのではないかと思っています。農家が変わればやり方も変わります。いろいろ経験することが大事であり、研修する中で酪農に対する視野を広げて頂きたいです。このコースは学生がそういった経験をできる環境にあり、将来に役立つと思います。
大学とのつながりができるのは去ることながら、受け入れた方を通じて、考え方の違う本州や北海道の生活環境に接することができます。それは自分達にも良い経験であり、得るものがあります。農業は一定の枠に閉じこめられた仕事ではなく、自由にいろんな仕事ができるんだな、と認識することができます。




   
実践コースの学生を受け入れて



浅野牧場(鹿追町)浅野 澄夫 氏

学生という立場で受け入れをしたのははじめてですが、最初のうちは学生と農家との間に認識のズレがあると感じました。学生は酪農研修を積んでいるとはいえ、受け入れる側はゼロから教えるという気持ちで接することが必
浅野 澄夫
 
要です。労働力の補完という考えでは学生が苦しむことになります。「なぜこの仕事をするのか?」ということを教えるのが大切で、毎日淡々とこなすだけではダメだと思っています。
昨年受け入れた学生は、自分が思っていた以上に呑み込みがはやく、「やってやる」という気持ちをもつ優秀な学生でした。共進会では牛を引かさせてやりました。学生自身にとってもそうですが、自分でもやらせて良かったなと思っています。また、このコースを通じて、いい連中や、いろんな方々と深いつながりを持たせて頂きました。
人脈を持てることが農家にとっても非常に良いことだと思います。



   
実践コースの学生を受け入れて



伊藤牧場(鹿追町)伊藤 和広 氏

昨年受け入れた学生は非常に優秀だったので、特にトラブルもなく、順調に日々の作業をすすめることができました。共進会にも積極的に参加させました。酪農作業だけでなく、ナイターソフトなど地域の行事にも参加し、地域との
伊藤 和広
 
交流やつながりもできました。学生にとってもいろいろ勉強になったと思うし、学生といろんな話をする中で、彼にとっても将来の視野がひとつ増えたのではないか、そういう気がします。
受け入れ側にとっても大学とのつながりができ、これからも技術面や情報面を通じて、情報が得られることを期待しています。




   
農家派遣学生を受け入れて



二瓶牧場(浜中町)二瓶 昭

酪農大学で実践力をつけた人材を養成するため、農家実習と大学の座学をサンドイッチにした実践酪農学コースがスタートすると聞いたとき、これは良いことだと思いました。この教育方式は従来の座学のみの学習から、
二瓶 昭
 

理論と実践を繰り返す方式に転換することで、現場に役立つ力をつ けた人材の養成ができると考えたからです。ですから、農協から受け入れ依頼の話しが来たとき、躊躇せず協力すると返答しました。 4月20日にやってきたのはサラリーマン家庭に育ち、酪農に関する知識、技術ともほとんど持たない 女学生でした。府県から北海道に来て、1年間大学で少し学んだだけですからやむを得ないと思いましたが、当初は教えていることの意味が十分伝はらず、本人もこちらもかなり疲れた時期がありました。 しかし、根が素直で、何でも一生懸命やる学生だったので、家族にもすぐに溶け込み、作業も順次身に つけ、大きく成長したと思います。実習の後半には搾乳、ほ乳、牛舎清掃等安心して任せれるようにな りました。また、地域の人との交流も進み、学内に居たのでは経験できない触れあいや繋がりができたように思います。地区の共進会ではディリークイーンにもなり、牛ひきの難しさや楽しさも体験できたと思います。3ヶ月余の実習が終わる頃にはすっかり家族の一員のようになっており、娘が一人増えた ように思ったものでした。これから離れた生活を過ごしていくのですが、繋がりは一生続くものと思っています。
ただ、今回に限らず最近の実習生に思うことは、がむしゃらに食らいついてくる気力や体力が低下し たということです。以前に心臓病を持ちながらも、自分は将来とも酪農現場で働くという強い意志を持っ た女性が来ました。どうしても実習したいというのを断ることも出来ず、一月だけ試験的にと受け入れたことがあります。その女性はどん欲に知識、技術を吸収していきました。今、彼女はヘルパーをやっていますが、その女性のような真剣味が最近は乏しいように思います。
もうすぐ二期生の受け入れが始まります。どんな学生が来るのか不安と期待が入り交じっていますが、 若者らしくはつらつと日々を過ごしてほしいと思っています。





   
農家派遣学生を受け入れて



永洞牧場(浜中町)永洞 忠志

これまでいろいろな人が研修に来ているが、今回のような大学の授業の一環というケースは初めてだったので、最初とまどった。特に時間の使い方にはとまどいがあった。 大学の方からは、午前9時から12時までは勉強の時間
永洞 忠志
 
いうことだったが、作業はなかなか時間で切れるものではないので、その辺りの修正が必要と思う。できるだけ、農家と一緒に作業をした方が勉強になると思う。 「時間で切る」と言うよりも「仕事で切る」というように考えた方がよいでしょう。
学生も、最初はいろいろ疑問を感ずるところもあると思うが、まずは、そこの牧場のやり方をマスター することから始めると良いだろう。
牧場の仕事は、理論だけでなく、実際に作業してみなくては分からないので、このコースで大いに学 んで欲しい。




   
実践コースの学生を受け入れて



坂本牧場(鹿追町)坂本 慎一 氏

今回、実践コースの長期実習学生をはじめて受け入れま した。学生は私が予想していた以上に勉強していて、作業も早く、新たに教えることがないほど知識があり、すぐに牧場作業に慣れてくれました。
坂本 慎一
 
搾乳をしながら牛を観察す るといった能力も兼ね備えてくれ、日々成長している様子 を肌で感じることができました。今までの実習生ではできなかった作業も任せることができたため、牧 場としても大変助かりました。受け入れる側としても、大学では学べない現場での知識を、なるべく沢山教えてあげよう、という意識を持つことができました。




   
実践コースの学生を受け入れて



田原牧場(鹿追町)田原 直治 氏

まずは素晴らしいコースであると思います。繁殖学(堂地)の現地公開集中講義・交流会に参加させて頂きました が、長年抱えていた営農上の疑問点が解決でき、内容に感銘させられました。
田原 直治
 
我々が昔に勉強できなかったようなことも、実践コースの学生は学ぶことができますから、参加 したからには本当に一生懸命やって欲しいなと思います。
営農をはじめて28年になりますが、人を雇用するようになってからは、仕事をマニュアル的にしてき ました。しかし、これを機に、実習生に対しては、もっと幅広い知識やそれを実践で学ぶことができる機会を与えていきたいと思います。




   
実践コースの学生を受け入れて



梅津牧場(足寄町)梅津 昭三 氏

古くから委託実習の短期実習学生を受け入れてきました。2年前から実践酪農学コースの長期実習学生を受け入れて印象に残ったことは、学生の意識レベルがとても高いことです。短期実習では、勉強するというよりも、
梅津 昭三
 
何となく3週間をやり過ごそうという傾向を感じる場合もありますが、長期実習の学生は実習に対するスタンスや取り組みがとても真剣です。短期の場合は怪我をさせてはいけない、無理なことはさせられない、などと気を遣うことが多いですが、長期の場合は仕事を任せられるので、受け入れる側としても苦労は感じません。これからも機会があればどんどん学生を受け入れていきたいと思います。大学をはじめ、学生さんにもよろしく言いたいです。足寄町にどんどんいらして下さい。待ってます!




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